曼荼羅(マンダラ)とは?
 マンダラとは「諸仏が出生したもの」「聖なる諸仏の集合する場所」といわれ、密教の悟りの世界が可視的に表現されたもので、広く諸仏によって悟られた仏教の真髄を、衆生救済の目的で具体的に描き表して見せたものこそマンダラといわれるものです。
 マンダラはスイスのC.G.ユング博士が分析心理学の立場から注目して以来、世界語として通用するようになりました。我が国には九世紀初頭、弘法大師空海が唐から両部(両界)曼荼羅を請来しました。

 C.G.ユング博士は曼荼羅(マンダラ)のMANDAの意味は「円、円環、中心、神髄=真髄の意味」を持ち、その円について非常に興味を持ち「神は円である」といっております。
 

 「魔法の円」であるマンダラは常に内的な像として存在し、心的は人格の中心に見出せるもの、人間の意識と無意識をも突き抜けたところに、根底的に隠されているマンダラがそれであり、それをC.G.ユング博士は「内なるマンダラ」と言っております。

 マンダラは真ん中の円を取り巻いて八つの円がまた取り巻いていますが、このうち四つの円を四如来と呼び、間の小さい四つの円を四菩薩としています。

 C.G.ユング博士はこの四つの円を「聖なる四区分」と言っております。
ホーキング博士は、時空は四次元の球体の表面に似ていると言っております。
マンダラの普遍性とマンダラの瞑想について
 マンダラはタントラ(仏教経典)によって仏界の見取り図といわれ、幾何学的な構図や色彩は、真実の仏界と心の原型の像であり、かつ普遍的なものであり、太古からその像は連綿と描かれてきた、そもそもマンダラは意図して作られるものではなく、人間が意識的に造形したものでもなく、偶然描かれたものでもなく、始まりのない宇宙そのものであったのです。
肉体細胞の染色体が二重螺旋で四つの塩基からなりたち、全ての生き物が全く同じ構造を持っているように、心にも形があり、質量があり、そしてマンダラの形をしているのです。

チベットの僧侶たちは「マンダラ原画」に対座し瞑想を実践しなくては、生ある間にどんな人間も聖なる領域へ達すること(つながること)は出来ないといっております。

 やがて目の前は青紫色に、やがて金色に輝き始め、遂には眩い真っ白なダイヤモンドの光のようになるのです。
What's Mandala?